2007-04-10

発作的に、自分で弁当を作ろうと思った日。

僕はどうもこの頃コンビニの弁当をおいしいと思わなくなっている。
オリジン弁当やホッカホッカ弁当ならまだいいのだが、その手のものも最近はあまり食べない。
ファミレスなどもどうもおいしくなくてあまりいかない。
だから会社に勤めていたときは、たとえ出先であろうとなるべく定食屋やレストランを探して食べていた。

去年の9月いっぱいで勤めていた会社を辞して半年が経った。
僕は幸か不幸か独身なので、次の仕事を探して入るが、それほど急いでも居ない。
桜のつぼみが膨らみ始めた先月の初めから先週の金曜までの約一月の間、臨時の仕事をした。
主に製本会社での本の梱包の仕事をした。
日払いの仕事だ。
そろそろ懐具合が寂しくなってきたのと月末の諸々の支払いのため。
何となく体を動かして仕事をしたくてうずうずし始めていたのもある。
毎日のようにジムには通って体を動かしてはいたが、それだけでは物足りなくなってきていた。

その製本工場の周りは同じような工場と住宅地ばかりで、昼飯を提供するようなラーメン屋や定食屋、レストランがほとんどないのであった。
コンビニも近所には無かった。
そのかわりスーパーがあって弁当を売っていた。
製本会社の6階に休憩室があり、頼めば仕出し弁当が食べられる。
家から手作り弁当を持ってこない人たちは大体がスーパーに出向いて弁当を買うか、仕出し弁当を申し込む。

僕は最初の3日間はコンビニなどでおにぎりを3つ4つ買って昼飯にしていた。
ジムに行く夜以外は読書などするばかり。あまり体を動かさない日々が続いていたので、あまり昼間食べない習慣がついていたので量は気にならなかったがやはり飽きてきたしあまりおいしくない。

朝9時から大体18時か19時頃まで仕事だった。
仕事が終わるとジムに寄ってマシントレーニングをし、風呂とサウナに入って家に帰る。
ジムから家に帰る途中でスーパーに寄って夕飯の食材を買う。

三日目の夜。
ふと思いついて台所用品の売り場へ行き、弁当箱になるタッパーと箸入れを買った。
自分お弁当を持って行こうと何となく思ってはいた。
弁当箱となるタッパーを手にしながら、80%を占めるのはご飯で、これにかけるシソのふりかけを買って行こうと考えた。
あとの20%のおかずが問題だ。
何しろ弁当など作ったことが無い。
頼りになるのは学生時代に毎日母が作ってくれた弁当の記憶だ。
食品売場でちょっと考える。
手間をかけずに簡単につめられるもの。
チルドのシュウマイ。
ブロッコリー。
ブリの切り身を照り焼きにしよう。
後はゆで卵。
ブロッコリーとブリとゆで卵は夕飯で食べて少し残して弁当にまわせば、朝時間もかからないんじゃないかなあ。
そんな作戦を練って、実行した。

朝弁当を作る時間なんてとれるか心配だったが、残り物をつめるだけだったのでモノの5分で出来上がってしまった。
あまりにあっけなく弁当ができてしまったので拍子抜けであった。

ちょっと準備しとけばこんなに手軽にできるんだ。
やってみなければ分からないものだと思った。

昼、食べてみる。
家で食べる米の味がする!と思った。
それがすごくうれしくもあり、そしてホッとした。
母の作った弁当を食べていたときはそこまで感じなかったのだが、自分で作っただけに味に敏感だったのかなあ。

以来毎日弁当を作って持って行った。
家に着く前の食材の買い物も、弁当のおかずを考えながら買うのはなんだか楽しくもあった。

自分で弁当を作るのって、存外楽しいし、面倒くさくないもんなんだなあと言うのが実感。
でも、つかれて帰ってから弁当箱を洗うのはちょっと面倒かな。

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