2007-07-03

井川と松坂。

ニューヨーク ヤンキースの井川。
先日の対アスレチック戦で先発して、今期自己最長の6回1/3を投げた。
3本のホームランを打たれ4失点で2敗目を喫した。

この日は、3回2アウトまでランナーを出さなかった。
が、突然ケンドールとスチュワートに連続でホームランを打たれ、さらに連続で4球と突然崩れた。
ここで交代されなかったのは、この日は直球に球威があり、『攻めていたし、気合いが入っていた(キャッチャーのポサダ談)』からだろう。
4回5回は再び危なげない投球。6回にスライダーを投げて2ランホームランを打たれた。
これで降板した。

好投していたのに、ある回で突然崩れる。そして次の回には再び危なげなく投げて行く。
井川はそういう爆弾を抱えながらの投球が続く。
レッドソックスの松坂と同じ現象だ。
松坂はそれでもなんとかメジャーにとどまり投げ続けた。
そしてやっと前回、前々回の登板で突然崩れる事を克服しつつある。
特に前回はイチローに打たれ勝てなかったが、すばらしいピッチングだった。
マイナーに落とされなかったのは独走首位をキープし続けるチームの余裕と相手を上回る好調な味方打線の援護のおかげもあったろう。
一方の井川はマイナーリーグに落とされてじっくり調整し直し、再びメジャーに這い上がってきた。
でも不安定なピッチングは続き、綱渡り状態は続いている。
監督の信頼も今ひとつでローテーションに入れるかどうかの瀬戸際だ。

井川が松坂のように何かきっかけを摑み安定したエースのピッチングを復活するには何が必要なんだろう。

松坂は自分のピッチングを取り戻すためにいろいろ試行錯誤していた。
日本でしていたような調整方法に戻したり、走り込みが足りないからとラン二ングをしたりといったことが報道されていた。
井川も、調整方法を日本でしていた時と同じに戻すのだと報道されていたのを、マイナーに落とされた頃新聞で読んだ。
松坂の調子が上がってきたのにはいろいろな要因があるのだろうが、僕は元西武監督の東尾修がボストンを尋ねてから変わったような気がしてならない。
周知の通り東尾氏は松坂をプロ入りの頃から一番身近で指導し見守ってきた人だ。
『攻めの姿勢が見られない』と指摘されたという小さな記事しか読んでいない。
が、その他いろいろと親身なアドバイスがあったであろう事は想像に難くない。

井川にも、実はそんな人からのアドバイスが必要なのではないか。
彼が復活のきっかけを摑むために必要なアドバイスを与えてくれる、彼の事を熟知している厳しい目を持ったアドバイスが。

彼がヤンキースでの先発としてのポジションを確保、維持するのにもう失敗はできないし時間をロスする事もできない。
松坂と相対するようにメジャーリーグ入りした井川。
奇しくも松坂と同じようなことで苦しんでいる井川。
松坂のように何とかきっかけを摑んでほしい。

僕としてもヤンキース戦を2倍楽しめるしね。(松井は最近華々しさに欠けるね)

0 件のコメント: