2007-05-28

新横綱に期待、

新しい横綱を生んで大相撲夏場所が終わった。

今場所最後の一番は、特に後半今までにない脆さを見せ4敗を喫している横綱が最後の意地を見せた。
最後の負け方もそうだけれど、前に倒されるような負け方が妙に気になる今場所の朝青龍。
でも、力の入るいい取り組みでした。
来場所からは久々に強い2横綱の時代が来そうで、とても楽しみですね。

朝青龍は千代の富士に似たタイプであると思う。
では白鵬はと考えると、貴乃花。
千代の富士も貴乃花も、タイプこそ違え息の長い強い横綱だった。
横綱のタイプで想像しても、2最強横綱時代の到来を予感させられる。
朝青龍はまだ26歳、白鵬は何とまだ若干22歳(こうして改めてみると貫禄のある22歳である)。
頼もしい限りだ。

一人横綱が解消されて若くて力みなぎる東西の横綱体制ができてトップがやっと落ち着く。
しかしながら、大関以下がちょっと力に開きができて寂しい状態だ。
実力はあるが今ひとつ安定感の無いベテラン力士をのぞくと、若い力士の成長が遅れていて頼りない。
こればかりはどうこう言っても仕方のないことなのかもしれない。

いろいろあったが今までになく上位陣が強い面白い場所だった。
とにもかくにも、新しい体制に大いに期待する。

2007-05-26

白鵬、充実!

昨日の白鵬ー琴光喜戦。
琴光喜が綱を狙って気力充実の白鵬に対して力を出し切った見応えのあるいい戦いをした。
それに対した白鵬も常に冷静で落ち着いた安定感のある戦いぶりだった。

それにしてもこの白鵬戦の前の取り組みの千代大海。
ちょっと元気の無い琴欧州にあっさり寄り切られて負け。
事欧州に激しく勝って今日の白鵬にプレッシャーを与えてほしかった。

朝青龍も魁皇に上手を取られてらしくなく転がされてしまった。
ちょっと気が入らなくて上手を取られた不覚が敗因みたいだ。

白鵬の優勝は間違いなさそう。
昨日の千代大海と朝青龍の取り口を見ていると全勝優勝も確率がぐっと上がった感じだ。

千代大海は戦いにムラがあるので今ひとつ信用できない。
だから今日の白鵬戦はあまり期待していない。
いい突っ張りが白鵬の胸元に届くかどうかだろう。
勝ってくれると千秋楽での朝青龍もより気合いが入って面白くなるだろう。
相乗効果が生まれるんじゃないだろうか。

朝青龍は今日の琴欧州戦で体制を整え、気持ちを切り替えて千秋楽で白鵬を負かしてほしい。
『白鵬の綱取りの壁になる』という言葉はまだ生きている。
3敗してガックリだろうが、最後に白鵬を土俵に転がして一人で綱を守ってきたプライドと意地を見せてほしい。

ここまで来たら千秋楽に白鵬に勝つこと、
これはいまや今場所の負けは帳消しになるに等しい価値のある一勝になると言えるのではないか。

白鵬には悪いがこのまま全勝優勝では、今場所は盛り上がらない。
だから、敢えて言う。

千代大海頑気合いを入れろ!朝青龍頑張れ!

2007-05-25

残すところ、後三日。

大相撲も詰まるところ、あと三日。
昨日は朝青龍が千代大海の突っ張りに負け、土俵際まで追いつめられた。
最後は片足ながらすごい粘り腰を見せたが押し出されて負けてしまった。

白鵬は後半戦どうもぴりっとしない琴欧州をねじ伏せて全勝を守っていた。
横綱は2敗目。
もうこれで白鵬の全勝優勝も見えてきた感がある。


ただ、白鵬の対戦は今日が琴光喜。
白鵬を入門時から見てきた熊ヶ谷親方が、琴光喜はちょっと手強い相手になると言っていた。
対戦成績を見ると去年は白鵬に2勝3敗なのだ.
そして今場所まだ2敗しかしておらず、朝青龍に土を付けての好調ぶりだ。
大関取りの来場所に向けてこのまま残り三日を勝ち続けてほしいものだ。

明日の相手は順番からいっておそらく千代大海。
今場所は得意の突っ張りの威力がすごく、これが勝ちに結びついている。
ただ、今までの傾向からすると今ひとつ信頼が置けない。
朝青龍に見せた気迫を吹く方にも向けられるだろうか(なんとか向けてほしい!)

千秋楽は当然朝青龍戦。
何となく腰が浮ついていて雑な感の印象が否めない今場所の横綱の取り口。
逆に今場所は土俵に腰がドッシリと座って取り口に安定感があり波に乗っている白鵬。
なんとか、力でねじ伏せて白鵬の全勝優勝を阻止してもらいたい。

とにかくこの3人にはどうか、この三日間の結びの一番を盛り上げてほしい。

あと、気になるのは...
勝ち越しをかけての戦いが気になるのは、後半本来の調子を取り戻してきた豊真将。
あと、小兵ながらも頑張って後半勝ち星を増やした里山。
ともに5勝7敗。

昨日勝ち越した高見盛と、久しぶりに好調の出島。
二人ともすでに勝ち越しているが、ともに勝ち星をさらに増やしてほしいのだが、今日はこの二人の対戦がある。

今場所も、面白い。

2007-05-24

工藤公康、初白星で。

なかなか勝てないヤクルトのことを書きたい。
けれど、自分自身が落ち込んでいる時に同じく低迷して苦しんでいる贔屓のチームの苦言を呈するのは心苦しい。

だから、という訳ではないのだが...
実は心の中でもう一つ今年気にしている球団がある。
横浜ベイスターズだ。

去年大矢監督が復帰して以来ずっと気にかけている。
大矢監督は、好きな監督だ。
ヤクルトの若松前監督が辞める時に次期監督はできれば野村監督に復帰してほしかった。
野村監督が無理ならば誰がいいかと考えた時、古田には悪いが、大矢監督がいいと思っていた。
元々生え抜きのヤクルトの選手だった訳だし。
何よりも前に横浜の監督となった時に優勝できるチームを作った実績があったから。
権藤監督で優勝した時に、大矢監督の作ったチームのおいしいところを権藤が持っていったのが気の毒でならなかった。
あれだけ最下位にへばりついていた横浜が今年これだけ勢いづいているのを見ても、大矢監督の力量は知れようと言うものだ。

巨人から工藤を引き抜いたとき、大矢監督には運も味方している気がしたものだ。

そんな工藤が約2ヶ月勝てず、2軍に落ちたりしていた。
一時は首位にまでになった横浜がここに来て連敗、あれよあれよと順位を落とした。
チームの勝率は5割を割り順位も4位まで落ちた。
そんなとき、1軍に復帰した工藤が古巣の西武を相手に勝った。
チームが低迷している時に、彼の復活は大きな影響を与えてくれるはず。

大矢監督にはツキもあるようだ。

さて、ヤクルトである。
昨日も勝ってヤクルトに2連勝した楽天の野村監督曰く、
「(ヤクルトは)ベンチの雰囲気が良くないね、見ているとよくわかる。」
野村監督の作った強いヤクルトの伝統を、古田監督!
壊さないでね!
がんばれ!

2007-05-23

朝青龍、黒星!

昨日、朝青龍が安美錦に負けた。

今場所は絶好調時に比べると何となく動きにキレがない感じがしていた。
ぶつかり合ってサッと相手を鋭い動きで転がしてしまうキレが見られない。

そのキレのなさを<力>でカバーした戦い方が、往々にして見られた気がする。
今場所は特に強引なまでに対戦相手を土俵下に投げ飛ばしている感がある。
場所前も、出稽古で豊ノ島に怪我をさせてしまってマスコミを賑わせた。

思い通りに身体が動ききれていないもどかしさから、勝負が決まった後の余計な一押しをする場面が目立った。
この余計な一押し思い描くように動ききれていないイライラからきているのではないかと僕は思っている。

だから、花道で観客席から投げられて落ちたいた座布団を蹴り上げ、吠えた。

この日は多分興奮のあまり土俵で一礼もせずに引き上げたのもあって、例説が無いとか品格に問題があるなどとマスコミや一部の横綱審議委員が騒いでいる。
こんなことで品格が無いと騒ぐよりも、こういう厳しさを持った横綱の姿勢を評価してもいいのではないか。
特になかなか出世してこない日本人力士達に言いたい。


全勝は横綱昇進を期待されている白鵬一人になった。
残りの5日はいつになく白星を稼いでいる上位陣との対戦が続く。
心技体充実して見える白鵬に全勝優勝の期待がかかる。
僕としては、せっかく上位陣がこぞって好調なだけに白鵬に黒星をつける力士が出て混戦になってほしいなあ!

2007-05-20

大相撲七日目、気になった相撲など。

東前頭十枚目の出島が淡々と勝ち星を挙げている。
昨日は宝智山に勝ってあれよあれよと負けなしの7連勝。


この出島の後の取り組みに同じく負けなしの普天王ー露鵬戦。
普天王も危なげなく荒打の大きい露鵬を寄り切る。

両者とも後半戦は上位とあたるので正念場だ。

琴奬菊は今場所勝ち星の無い黒海と対戦。
黒海が粘り強く上手投げをうち、初白星。おめでとう。
負けても琴奬菊の動きはよく、好調さが伺えた。

高見盛ー栃乃洋戦はくるくると動きの激しい面白い相撲となった。
止まらない無い激しい動きの中での高見盛の上手出し投げは見事だった

豊真将は魁皇戦。
押し倒されて土俵から転げ落ちて負けてはしまったものの、彼らしい積極さがみられた。
後半戦になんとか調子を取り戻して復活してほしいな。
彼が元気いいと場所が盛り上がるのだから。

新聞の星取り表を見るとまだまだ大関以上はほとんど白星。
後半戦に入り、どこが黒くなって行くのだろう。
誰が上位陣に黒星をつけて行くのだろう。
金星を狙って下位力士の奮起を願うばかり。

上位が強い今場所だけに、金星がとれる実力の持ち主の一人である旭天鵬の休場は本当に残念だ。

2007-05-19

大相撲六日目

昨日の夜,六日目の幕内の全取り組みのダイジェストを見た。
今場所はほんとに気持ちのいいぐらい上位陣の充実が目立つ。

昨日の取り組みの印象に残った力士など。

言わずもがな、6連勝した普天王。
下半身に安定感があり安心感のある相撲を見られた。
負けなしも納得できる。

新入幕の里山は西12枚目
きわどい勝負で負けてしまったが粘りのある相撲だった。
これからもっと身体が作られると面白い存在になりそうな気がする。

高見盛は毎度書くが、身体が固そうなのに毎度の身体の柔軟なバネを生かした取り口が好きだ。
今日は引き落としで勝ち。
ちょっとあっけない勝ち方だったかな。

琴奬菊は前半好調の上位陣とあたって連敗したが、体を見る限りは好調そうだ。
往年の琴ヶ梅を彷彿させるような寄り切りで豊ノ島を破り3連敗後の3連勝。

豊真将は身体の動きが悪く、今日も好調の琴光喜に肩すかしを食らい五敗目。
グイグイと前に出て行くところが無く、それがために空かされた感じの負け方だった。
今場所は期待できないかもしれない。
身体が重そうだ。

白鵬は気力の充実がみなぎっている感じ。
朝青龍よりもオーラが出ている感じだ。
朝青龍は相変わらず強いが絶好調とは言いがたい感じ。
普段よりも微妙に雑な感じがする。

後半戦が本当に楽しみ!

2007-05-17

ふぬけの日々

実はブログの筆がなかなか進まない。
昨年末に別枠で試しでブログを始めた時はまあ割とスラスラ書けたんだけれどな。
精神的なことと自分の立場論的なこと行動論的なこと存在論的なことが入り混ざって金縛りにあったかようにノートやパソコンの前で思考回路も身体もフリーズしてしまっている状況。
二進も三進も行かない状態。
人と会わないのもかなり精神状態に影響を及ぼしている。

先日も家に籠って何もしないでベッドで布団にくるまって三日過ごしてしまった。
つくづく病的だなあと思う。
こういうときは当然ながらなかなか本も読めない。
読もうという気持ちになれない。
布団にくるまっていると寝てしまうので何も考えていない。
普通三日も寝てなんか、いられないぜ。

本当ならバイトをして生活費を稼いでいないといけないはずなのに。
何もしないでここのところ毎日ほとんど家に籠っている。

こんな状態がいいわけ無いのは分かっている。
立ち止まって一日何もしないでいる。
やはりある意味病的だなあと思う。
僕の精神は病んでいる。

DVDプレーヤーに録画されているNHKのプレミア10という特集番組で、料理家の辰巳芳子を取り上げたものが残っていて、時々これを流しながら何かをすることがある。
静かに料理を作っている姿。
静かな鎌倉の風景。
鎌倉の自然。
四季折々の音。
静かなナレーション。
静かに落ち着いた知的な雰囲気。
これらがなんだか僕の心を落ち着かせてくれる、のである。
今の僕にとって一番の環境ビデオなんである。
三浦半島の雰囲気は小さい頃からの馴染みもあるし、だから心が落ち着くんだろう。

2007-05-16

大相撲 夏場所

夏場所が始まった。

今年、僕の注目している力士は...今場所も引き続き、
横綱 朝青龍
僕の中では千代の富士の姿が重なる力士だ。
一人で綱を張り続けている重圧は相当なものだと思う。
いろいろ言われているが僕は孤高のすばらしき横綱と思う。

西小結 琴奨菊
初場所での朝青龍戦で見せた相撲に大器の片鱗を見てから注目している。

東前頭筆頭 豊真将
豊真将の師匠は寺尾である。
彼の戦いぶりに寺尾の育て方が随所に見られて今後の成長ぶりが気になる力士なのだ。


東前頭七枚目 高見盛
高見盛はロボット的な挙動が面白いのだが、いざ勝負となるとそれまでとは打って変わって身体が柔軟になり、粘りのある試合運びをするのだ。
そのギャップが面白い。

東前頭八枚目 旭天鵬
旭天鵬が交通事故の責任を取って休場なのがとても残念である。
つまらないことでの休場は反省してほしい。
僕のように今場所の活躍を楽しみにしていた者にはがっかりだ。
初場所で金星をとった時のインタビュー時の笑顔が好きで以来応援している。
意外と相撲巧者で味がある力士だと思う。

関脇以上の全力士が初日から三連勝というのは昭和9年春場所以来だとか。
ということで、上位戦の続く琴奬菊はそのあおりで3連敗。
今日は豊真将とだ。
面白い取り組みで楽しみだ。

2007-05-15

ああ、スワローズ最下位!

スワローズが低迷中だ。
13勝22敗で目下セリーグ最下位。
週末の阪神3連戦で3連敗したものだから5位との差も3ゲーム、首位とは8ゲーム差だ。
勝ち負けで9つも借金がある。

ここまで借金ができてしまった以上、僕としては古田にレギュラーとして出場してほしい。
今年もプレイイングマネージャーとして契約しているなら、現役にこだわって契約したのなら。
監督としていっぱいいっぱいで選手として機能できないなら引退して監督に専念すべきである。
将来のためにポスト古田のキャッチャーを育てるのはもちろん大切だ。
でも、チームが勝てない今、どうするのだ。
だって打てる選手でなのだ。
そしてチームの要としてキャッチャーポジションにいて安心感を与えられるだけの選手なんだから。

古田が現役登録していないのであれば、今のように福川や米野を使うのはいい。
でも、古田は現役選手なのだ!

朝青龍が先月末に無謀な稽古で豊ノ島に怪我をさせたことでマスコミを騒がせている。
台頭してくる力士を稽古で怪我をさせるようなことをして潰すやり方は許せんと。
朝青龍としては、初日にその豊ノ島との対戦の後
「相手の怪我のことは考えなかった。痛いのなんのって気にしていたらこっちが負ける」
と語った。
僕としては、古田に朝青龍のような気概を持って現役選手を続けてもらいたい。
消化試合ならまだしもまだ序盤だし、序盤なのに負けすぎている!緊急事態である。

監督としてはポスト古田を育てることは重要なことだ。
でも一方で現役選手でもある。
チームがこんな状態であるとき、スワローズのナンバーワンキャッチャーで打率のいい点のとれるバッターをベンチに温存して試合に出さないことは納得がいかない!なあ。

2007-05-12

コミックを読みたくなる時もある

ホントの無気力状態だ。
困った事だ。
外に出る事だ、とにかく。

僕に必要な事は、とにもかくにも、行動する事だ。

夜、近所のベローチェでコーヒーを飲みながら本を読んだ。
何となく本棚から抜き取った一冊。
椎名誠の「時にはうどんのように」。
オウムのサリン事件の頃週刊文春に連載されたエッセイ集だ。
読んでいるとサリン事件の事が出てくる。
サリンのとき僕は新橋のキムラヤにいた。
その日の朝出勤して本の1時間位後に起こった事件だったように覚えている。
椎名さんは銀座にいたと書いてある。
僕らは意外と近くにいたのだなあと、今更ながら妙な事に驚く。
もう15年ぐらい前の出来事だ。
不思議なくらい昔の出来事だ。

あまり読書にも気が乗らないので数編読んで店を出る。
近くのスーパーで野菜などを買ってかえろうと思ったが、後1時間もすると刺身が半額になりそうな時間だった。
1時間待とうかどうしようか迷う。
半額で買った刺身が夕飯の食卓にあるほうが魅力的だなあ。
これ以上本を読むのも耐えられないので近所の漫画喫茶に立ち寄る。
コミックならなんとか読めそうな気分だった。
「ピアノの森」の5巻6巻を読む。

僕はこの「ピアノの森」というコミックになんでこんなに惹かれるのだろうと思った。
今日はそんな事を考えながら読んだ。

12月にこの本を現在出ている13巻まで一度読んでいる。
そしてこの頃また読み返している。
ジムの帰りに1時間ほど、気まぐれにネットカフェに寄って読み返している。

なんでこんなにこのコミックに惹かれるんだろう。

ちょっと分かった気がした。
僕の今までの生き方、のわだかまりなどに関する琴線に触れる部分があるのだと言うこと。
本当はもっと具体的に認識したのだが、今は記したくない。
でも、涙が出そうになるぐらい深いところで自分の成し得ていない事に対する感情や気持ちに気づかせてくれている事を認識した。


2007-05-09

40年間無免許で逮捕というニュースで。

40年間無免許運転をしていた男が逮捕されたというニュース。

昭和39年に人身事故で免許取り消しとなり、再度免許を取得しようと試験を受けたが学科が通らず取得できなかったのだそうだ。
以来無免許運転をしていたのだという。
以下詳細。

神奈川県相模原市で交通違反の取り締まりを受けた70歳の男が、反則切符の書類に拾った免許証に記載されていた他人の名前を書き、有印私文書偽造などの疑いで逮捕された。
「昭和39年に横浜市内で人身事故を起こして免許の取り消し処分を受けた。
免許を取るため2、3回試験を受けたが学科試験が通らず、そのまま車に乗り続けていた」と供述しているとのこと。
持っていた免許証は「2年前に相模原市内の路上で拾った」と話している。
警察は容疑者が40年余りにわたって無免許運転を繰り返していたとみている。

このニュースを聞いてふと思い出した話。

笑福亭鶴瓶が運転免許を取るために兵庫県明石の運転免許試験場に学科試験を受けに行ったときのこと。
同じく受験に来ていたオッチャンが、鶴瓶に路上教習は簡単だったと自慢したそうだ。
『競輪に行く時はいつも運転してってるからな!」
「え!?」
「車庫入れも得意やでぇ」と左手でグルグルとハンドルを切る仕草。
よく見ると小指がかけている。
「・・・」
「今度ちょっと遠出をするんで免許取りにきたんや」
「・・・」
そこまで聞いた上岡龍太郎が、
『そんなんだったらもう免許やたらええやん!」
「なんでや!!」
(鶴瓶みたいな)運転したこと無い素人に免許やるくらいなら無免許でも20年無事故無違反のヤツに免許やった方がよっぽど世の中のためや!」
(大爆笑)



あの頃の上岡龍太郎と鶴瓶のトークは面白かったなあ!

パッと引退して全く姿を見なくなった上岡龍太郎。
ノック氏が亡くなってお悔やみにきた姿を見られたが、変わっていなかった。

パペポTVの特番みたいなのをやってくれないかなあ!としみじみ。