2007-11-29

スワローズの補強はどうなっているの?

アレックス・ラミレスや石井一久が抜け、今まさにセス・グライシンガーもスワローズを去ろうとしている。
昨日今日のスポーツ紙などではタイガースが獲得に動くと騒ぎ立てている。

投手崩壊のなかで一人気を吐いてチームに貢献してきたグライシンガー。
彼もいなくなるのは、厳しいなあ。

高田監督はラミレスやグライシンガーを引き止めないわけがない、というようなことをコメントしていたと記憶するが
新聞などの報道を見る限り、そんなに強い意志が働いていた様子も見受けられない。

もっとも、スワローズ関連の記事なんてスポーツ報道の中ではそんなに重要視されていない。
だから我々一般ファンには本当の引き止めの攻防などの様子はなかなかうかがい知れない、
悲しいことにね。


主力選手たちが一人、二人と去っていくなか、着々と進んでいるのがコーチ陣の陣容。
先日も二軍ピッチングコーチとして八木沢荘六氏、
二軍打撃コーチとして淡口憲治を登用、契約を結んだと発表した。

スワローズにはまだ1軍クラスには達しないが有望な選手が多く在籍すると思う。
若い選手の育成に力を入れていくのだと言う高田監督の強い意志が伺える。

とはいえ、主力選手の去っていく記事ばかり目立つ昨今。
ファンとしては、不安だ。
水面下ではいろいろとやっているのであろうが、早く安心させてほしい。

2007-11-23

ニコンD300

22日、池袋のビックカメラ本店のカメラコーナーで新発売のニコンD300を触ってきた。

時間がなかったのでほんの2、3分程度触っただけであったが、久しぶりに触ってみたいと思っていたニコンだったので、その感想をば。
ちなみに、僕は一眼レフはF3をいまだに愛用していて、デジタル一眼はまだ欲しいと思ったことはない。

ちょうど午後7時をちょっと過ぎた時間で、仕事帰りのサラリーマンやOLでデジカメコーナーは結構混雑していた。
お目当てのD300。
展示機が数台出ているのにちょっと驚いた。
既に展示機をいじっている人が二人いたので触れないかと思ったのだが、その横にもう1台触れるものがあった。

電源スイッチを入れる。
ファインダーを覗きながらシャッターを半押しして、フォーカシングしてみる。
半押ししたつもりが、バシャバシャッとシャッターが落ちる。
高速連写モードになっている。
連写モードはそのままに、もう一度フォーカススピードを確かめるために者ターを半押ししてみる。
またバシャバシャッとシャッターが立て続けに落ちる。

あれあれ!
意外とシャッターが重く、ストロークも短い感触。
シャッターの半押しがしづらい。

これが僕の、第一印象だった。

何回かシャッターを半押ししてみたが、どうも半押しの感覚が摑めない。
もう一度ファインダーを覗く。
奥行きのある一眼レフデジカメ展示コーナーの一番端からごちゃごちゃとした展示台に並ぶ他の一眼レフにファインダーを向ける。
ファインダーの下に出るグリーンのAF合焦マークが微妙に点滅している。

51点測距が微妙なピント合わせに戸惑っているかの様。

近いところ、遠いところ、と、カメラを降りながらシャッターを半押ししてみる。
やはり、シャッターのストロークが短く、重い感触が気になるかな。
半押ししづらい印象が残る。

これはどうにかなるものなのだろうか?

さて、D300を手に持った感じは、D200とそんなに変わらない印象だった。
もっとも、D200にほとんど興味がなかったのでそんなに触っておらず、遠い昔の感覚で比較しているような感じでの感想だが。

キャノンのEOS40Dを触ったときは、30Dと比べて肉厚感がありシャッターの落ちるときの感触も安っぽくなく、好感触に思った。
ニコンのD300もD200に比べてみたときに、EOS40Dと30Dとで感じた違いのようなものを期待していたのだが、それは裏切られた感じだ。

それがいいとか悪いとかを言いたいのではない。

ただ、EOS40Dを触った時に感じた旧機よりも良くなった感触をD300でも感じられるかと期待していたことには裏切られたかな。
D200の野暮ったさを(これは僕が個人的に感じていたものでが)払拭してくれる洗練さを感じられなかったのはちょっぴり残念であった。

でも、シャッターを切った跡のアフタービューが面を見て驚いた。
液晶モニターの92万ドットはバカにできない。
ものすごくきれいだ。
EOS40Dは23万ドットだが、これを見たときは特に何とも思わなかった。
いやいや、キメが細かく色も気味が悪いほどクッキリ出ている。
これは評価できると思った。
撮ったものを確認するのに、今までなんていい加減な液晶モニターを使ってきたのだろうと思ってしまうほど、いい。
SONYのα700も確か92万ドットだったと思うが、こんなに鮮明だったかな?


以上がササッと触っていじってきた、ニコンD300の感想だ。


ライブビューの操作が分からなかったので、これは体験できなかった。
それがちょっと残念だった。

買うかどうかはまだ分からない。
しかし92万ドットの液晶モニターを見てしまうと、いいなと思っていたEOS40Dが、少しかすんできちゃったかなあ...

そんなところです、とりあえずは。

2007-11-21

野茂、故障者リスト入り

野茂英雄公式サイトによると、

『17日(土)の練習中に左足に違和感を覚え、翌18日付で故障者リスト入りしました。投球再開までは2週間程かかる見込み』

とのこと。


前回の登板では好調の兆しがあった。
そして次の登板に期待していた。
それだけに、残念としか言いようがない。
投球再開まで2週間というのも痛いなあ。


スポーツ選手は身体を酷使するから怪我をするのは仕方ないとは思う。
野茂は1年半の間、トレーニングはしていたとはいえ実践からは離れていた。
実践を続けていない分、身体を酷使しているとは言えないと思う。

野茂ほどのスポーツマンだからプロのトレーナーなどもついているだろう。
身体のケアについても人一倍気を使っているんじゃないかと思う。
怪我で1年半もマウンドに立てなかったのだから。
なんでここぞと言う時に、怪我をした箇所ではない左足に違和感なんか覚えるのだろう。
...これは素人の素朴な疑問です。

イチローは打席に入る前などでも、ストレッチをしている。
身体の柔軟性を維持する姿勢がここそこで見られる。
だから主立った怪我をしないのだと思う。

野茂はそういうことにあまり重点を置いていないような気がする。
特にここ数年のメジャーでのキャンプイン前の太った腹まわりを見ると、オフシーズンの間どう過ごしていたのかと思ったものだ。
(多分太りやすい体質なんだと思う)

これは、僕のファンとしての勝手な憶測、想像だ。
新聞や雑誌で見た記事や写真を見て勝手に覚えた感想だ。

もし野茂がこれを読んだら何を言ってやがると、人の苦労も知らず言いたいことを言っていやがると笑うかもしれない。

でも40歳近くなると、今までの身体のコンディション維持法は通じなくなる。
怪我も、なんで!というほど回復が遅くなる。
今までつかなかったところに脂肪がついたりする。
しかも、その脂肪を取るのも若い時以上に苦労する。
これは43歳の僕の実感でもある。
だから、野茂英雄の苦労も、大変だろうなあ、苦労してるんだろうなあ、と僕なりに想像している。

野茂がカラカスできっかけを摑み、来春メジャーのマウンドに立つ姿を楽しみにしている。
だからこそ、詰まらぬ怪我をして立ち止まることの無いよう、頑張ってほしいのだ。

だから、簡単に違和感を覚えるような身体であってほしくないのだ。
しっかり、怪我をしない身体を作ってから、メジャーを目指してほしい。
1年半も待って、やっと復帰を目指せるまでになったのだから。

2007-11-16

さらばアレックス・ラミレス

アレックス・ラミレスがスワローズ退団へ。

2007年、144試合フル出場!
29本塁打。
打率は.343で、青木の.346に届かず2位。
右打者で初めてシーズン200安打を記録。204安打を放つ。
史上初の3ヶ月連続月間MVP。
1000安打。
200本塁打。
外国人選手の連続試合出場記録485試合は最長。
などなど...

『今シーズンは90パーセントは満足できた。残りの10パーセントは、チームが勝つことができず、最下位という結果になってしまったということ。もっと上に行ける力があったのに力を発揮できずこの順位になったのが、(満足できない)10パーセントだと思う。』
と、今シーズンを終える時にこんなコメントを残していた。

2001年のシーズンから7年間、一番脂の乗った時に金銭的なことが原因でスワローズから離れてしまう。

仕方のないことだけれど、残念なことだ。
スワローズは、金持ちではないからね。
ましてや、シーズンのほとんどを最下位に甘んじた今シーズンは興行的にも収入は落ちてしまっているのだろうからね。


しかしながら...
シーズンのほとんどを最下位に甘んじたスワローズから、
グライシンガーのシーズン最多勝投手
ラミレスのシーズン最多安打、打点王、右打者最多安打記録
青木の首位打者、最高出塁率
と、
タイトル、記録が溢れ出ている。


国会じゃないけど、ねじれた、シーズンだった。


...ラミレスが他球団のユニフォームを着る姿なんて見たく...ないな...


同じアレックスでも、ヤンキースのアレックス・ロドリゲスはFAとなり移籍かとささやかれながらも2億7500万ドル(約303億円)で10年契約で残留だとか。


そんなことはどうでもよい。


ああ...つくづく...残念、残念、残念無念。

2007-11-15

野茂の5戦目の先発

14日のaguilas de zulia戦で、ベネズエラリーグでの5回目の先発に臨んだ野茂英雄。

1回、打者4人を相手に1安打1三振で無失点とのこと。
1回を投げたところで1時間半の降雨中断となりそのまま降板したのだそうだ。

チームは7対4で負け。
野茂の所属するleones del caracasは最下位。

そんなチーム事情を考えると、今回を含め2回ほど降雨中断で降板ということあったとはいえ...

ベネズエラのウィンターリーグに参加し、5試合に先発。
7回2/3を投げ被安打12、与四球12、奪三振4、失点9、自責点7。
0勝2敗、防御率8.22。

という成績を考えるとそろそろ先発ピッチャーとしての起用もなくなってくるのではないだろうか。
今日のピッチングは1回降板といえ内容は良かったようなので、首の皮1枚つながったというところであろうか。

野茂としてはとにかく試合で投げることが今は重要なのだから、今の段階では先発を外されようがあまり気にしなくてもいい。
1年半のブランクを埋めるのは容易なことではないだろうから。

良かったことは今日無失点だったことで防御率が9.45から8.22に戻すことができたこと。
残念だったことは好調に投げ始めてすぐに1時間以上の降雨中断となり、そのまま降板したこと。

いずれにせよ今日のピッチングを見る限り、
次回の登板は期待できそうなのでとりあえずホッとしている。