2008-03-29

スワローズ開幕快勝!

ジャイアンツ2−6スワローズ@神宮球場

とうとうセントラルリーグも開幕した。
スワローズの初戦はみごとだった。


ジャイアンツの先発、高橋尚成を予想通りの展開で攻略して最高の勝ち方だった。
ファイターズから移籍の川島慶三や田中浩康を中心にヒットや走塁でジャイアンツのピッチャーや守備陣を翻弄し、乱れを誘った。
攻撃陣に関しては、全体の感じではそんなに去年とは変わらない感触だ。


スワローズの先発、石川雅規は彼らしい落ち着いたピッチングで、去年のようなことはなく完全復活だった。

韓国から移籍の林昌勇がとても良かった。
サイドからの鋭く切れのあるボールは予想以上に有効で、これからの中継ぎ陣に大きく貢献できると思った。

これまた復活の五十嵐亮太。
手元で伸びる高めのストレートが威力を発揮していたが、ちょっと制球に難があるのは相変わらずだった。
ここが克服できれば安心してみていられるんだけどな。
彼に関してはその日によって好不調の波がありそうで、もうちょっと安定感が欲しいと率直に思う。

初戦の勝ち方は二日目にもつながるいい勝ち方だった。
とにかくこの流れを断ち切ることなく、3連勝でジャイアンツにあれっと思わせることは肝要だ。
他のチームをあれっと思わせることにも通じるからだ。
なにせBクラスや最下位予想が多いから。
結構今年のスワローズは侮れないかもしれんと思わないとね。

でも、予想以上に士気が高く安定感もあるなと思った。
鍵を握るのは、去年と同じくピッチャー陣なのだろう。

2008-03-28

今日開幕、スワローズージャイアンツ

とうとうセ・リーグも開幕。

一足早く開幕したパ・リーグは早くもファイターズのダルビッシュやライオンズの涌井、バファローズの金子、イーグルスの田中など、
主力の若いエースの活躍で盛り上がっている。

僕の贔屓のスワローズも大胆に若い選手が多くなり(大胆にも主力やベテランがいなくなったりもしたけれど)、
とてもフレッシュな感じでとても楽しみだ。
その反面、未知数の部分も多くてわくわくドキドキだ。

開幕投手は、ジャイアンツは高橋尚成。
スワローズは石川雅規。

ジャイアンツの先発は、僕としてはだが一番嫌だったのは上原、次はグライシンガーだった。
だから高橋尚成が先発でちょっとホッとしている。
確かに高橋尚成には去年はちょっと分が悪かったが、試合展開では高橋尚成は崩しやすいピッチャーだと思う。
去年とは違うスワローズがどこまで彼を引っ掻き回すかで、勝ち負けが決まるのではないか。

石川雅規に関しては、去年の不調はもう忘れてもいいのではないか。
去年は終盤までスランプに苦しみわずか4勝しかできず、最下位の元凶のひとりであった。
ルーキーから5年間連続で10勝以上を続けた人間とは思えない、苦しい一年を乗り越えた彼はきっとひと皮剥けていると思う。
それだけに今日のピッチングは本当に楽しみだ。

そして何よりも、高田繁の監督采配も楽しみだ。
去年のエースと主砲を盗ったジャイアンツには負けられんとチームの士気を高め、周りを盛り上げ、どう挑んでいくのだろう。

久しぶりにワクワクする開幕戦。
あと6時間あまりでスタートだ。

2008-03-25

朝青龍の2敗、そして優勝。

久しぶりのブログです。


日曜は大相撲春場所の千秋楽で、朝青龍が白鵬を破って22度目の優勝を飾って幕を閉じた。

両横綱は千秋楽をともに12勝2敗の相星決戦となり、朝青龍が小手投げで白鵬を土俵の外に放り投げた。
今場所の朝青龍は先場所と比べ身体が一回り大きくなったように見えた。
相当鍛錬したのではないか。


連勝を重ね、13日目に関脇の琴奬菊に寄り切られる。
続く14日目に琴光喜に上手出し投げを食らって敗れる。


琴奬菊にはサッと中に入られてそのままががぶりよることを許してしまった。
珍しく土俵際でエビ反る様な格好で抵抗を試みるが、時既に遅し、という感じであった。

「仕切り中に顔を拭く際に、いつもは両手で拭くのに片手で拭いていたのでなんか変だなと思っていたら負けてしまった。」
とは、朝青龍のマネージャーのコメント。
やはり通常とは何かが違っていたのだろう。


琴光喜には、腰がいつもより高い様な感じで上手を取られ、あれっという間に腰が落ちて土俵に膝がついてしまった。


13日目と14日目は、微妙な違和感が仕切りや取り口に出ていたようですね。


それを見事な集中力で修正して、肝心な白鵬戦で見事に左腕で白鵬の腕をガッチリとらえて見事なぐらい気持ちよく投げ飛ばしてしまった。
いろいろなしがらみを吹っ切る〝快勝〟で千秋楽を締めくくったと思う。

ああ、朝青龍らしくて、いいなあ!